まず結論からお話すると、学ぶべきプログラム言語はPython(パイソン)というプログラム言語です。
当サイトも基本的にはPythonを使ってプログラムを作っています。
では、Pythonを使うべき理由を説明していきます。
文法がシンプル
Pythonの文法は非常にシンプルになっています。
他のプログラム言語では長くなってしまうソースコードもPythonによって書くことで、シンプルに記述できます。
例えば、配列の各要素を出力していくコードを書いてみます。
array = ["A", "B", "C", "D"]
for v in array:
print(v)
出力は
A B C D
簡単ですね。Pythonならいろいろ直感的に記述できます。
機械学習ライブラリが豊富
おそらく、機械学習でPythonが主に使われている最も大きな理由が、Pythonの機械学習ライブラリが豊富であるというこです。
例えば、今話題のディープラーニングのライブラリだけでもKeras, TensorFlow, PyTorch等様々な種類のライブラリが無料で使えます。
さらにデータ分析やデータをプロットするためのライブラリも豊富です。
ライブラリが豊富であり、厳しい競争化にあるからなのか、各ライブラリも使いやすいです。
Kerasを使って下の図のような簡単なニューラルネットワークを書いてみます。

import keras
from keras.models import Sequential
from keras.layers import Dense, Activation
model = Sequential()
model.add(Dense(5, input_shape=(4,)))
model.add(Dense(3, activation='softmax'))
これだけで、ニューラルネットワークを構築できるのです。
おわりに
今回は機械学習を始める人が学ぶべき言語としてPythonを紹介しました。
Pythonは文法がシンプルであり、機械学習ライブラリも豊富なことから非常に人気のある言語になっています。
機械学習を今からはじめるならとにかくPythonを使いましょう!
最後に機械学習やPythonを0から勉強する人におすすめの教科書を紹介します。
自分が使ってみて良かった本です。
この本ではPythonのサンプルコードが豊富で、機械学習に必要な数式も丁寧に説明してくれています。機械学習を0から始める人の必読書と言えると思います。
では!