人工知能とは
人工知能とは何でしょうか?
まぁ結論から言ってしまうと、人工知能とは「 人間の知能を人工的に作ったもの」です。
よく人工知能=ロボットと考える方が多いですが、
人工知能自体はロボットの頭の中の「プログラム」のこと言います。
では、「知能」とは何でしょうか?ちょっとwikipediaから引用してみます。
知能(ちのう)は、論理的に考える、計画を立てる、問題解決する、抽象的に考える、考えを把握する、言語機能、学習機能などさまざまな知的活動を含む心の特性のことである。
出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9F%A5%E8%83%BD
正直、感覚的にはわかるけど、具体的に「何?」となると思います。
これが自然な反応です。実は知能を自体を明確に定義できないのが実情です。
なので、「人工知能」をちゃんと説明するのは誰にとっても難しいのです。
(もしかしたら不可能?)
しかし、wikipediaからわかるように知能とは、以下のようなことができるようです。
- 論理的に考える
- 計画を立てる
- 問題を解決する
- 抽象的に考える
- 学習する
- 計算する等
上記の中の1つ以上できると人工知能の一種と呼ばれています(世間的には)。
なので、AIの具体例としては
- パソコン(計算できるから)
- ある問題を解くことができるプログラム
- ゲームの操作方法を自分で学習するプログラム
も人工知能の1つといえます。
人工知能の種類
昨今、人工知能というと以下のことを言います。
- 機械学習
- 「機械(プログラム)」が自ら「学習」することを機械学習といいます。人間が「こういう時はこうする」というルールを与えるのではなく、自ら「学習」し、身につけます。
- 強化学習
- 試行錯誤によって、最適な行動パターンを学習するアルゴリズム。囲碁の世界チャンピオンを倒したAlpha GOに用いられています。
- ディープラーニング(深層学習)
- 昨今のAIブームの火付け役です。人間の脳の仕組みを人工的に模倣したものです。
- 進化計算、遺伝的アルゴリズム
- 生物の進化のメカニズムを利用し、計算困難な問題を解こうとするもの。
- エキスパートシステム
- ルール(〜時はこうする)を人間がひたすらプログラムしたシステムです。このシステムでは、プログラム自ら学習することはありません。
実際の人工知能の応用例
すでに多くの場面で人工知能が応用されています。
簡単に紹介します。
- 郵便物の文字認識
- コールセンターの自動応答
- 車の自動運転
- スマートシティ
- 囲碁プログラム
- 迷惑メールのフィルタリング
などなど様々なものがあります。
補足
人工知能は英語でいうとArtificial Intelligenceと言います。このArtificial Intelligenceの頭文字をとってAIと言います。
参考文献
もっと幅広く浅く学習したい方には、以下の書籍がおすすめ
いちばんやさしいAI〈人工知能〉超入門
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