今更ながらフィボナッチ・リトレースメントについて勉強したので、紹介しようと思います!
「フィボナッチ」って聞くと、どうしても数学のイメージ強くて、数学苦手な自分は避けていたんですけど、実際勉強して使ってみると便利だったので紹介します。
まず、最初に、このフィボナッチ・リトレースメントが何に使えるかと言うと、チャートで価格が反発する目安としてよく使われます!
先に例を見てみます。黄色線がフィボナッチ・リトレースメントです!
![](https://i1.wp.com/www.tcom242242.net/wp-content/uploads/2020/06/fibonew.jpg?fit=1024%2C515&ssl=1)
赤丸を見てわかると思うのですが、黄色の線で価格が反発していることがわかります。このような下降トレンドでの戻り売りなどで使われたりしますね!
じゃあフィボナッチ・リトレースメントについてもう少し詳しく説明しようと思います!
フィボナッチ比率とは
フィボナッチ・リトレースメントでは、フィボナッチ比率を使って線を引いていきます。
フィボナッチ数列の一般項で出てくる黄金比率呼ばれる式を使って計算した比率がフィボナッチ比率という比率です。
フィボナッチ数列は数多くの自然界で多く見られるおもしろい数なのです。例えば、花の花びらの数もフィボナッチ数であることが多いようです。
フィボナッチ数列に関しての詳細はWikipediaを参照してください。非常に奥が深いのでちゃんと勉強してみてもおもしろいかもしれません。
フィボナッチ・リトレースメントでよく使われるのがフィボナッチ比率は、100%,61.8%,38.2%,23.6%,0%です。フィボナッチトレースメントでは50%も追加して使うようです。
フィボナッチ・リトレースメントとは
フィボナッチ・リトレースメントとは、フィボナッチ比率をチャート分析で使えるようにしたものです。
チャート上の押し目、戻り目を判断する際に使えるテクニカル分析の1つです。
反発しやすいところがわかるツールですね!
フィボナッチ・リトレースメントを引いてみる
フィボナッチ・トレースメントを引いてみようと思います。まずは、起点と底を定義します。ここでは、下降チャートなので、起点は高値で、底は安値としています。
![](https://i1.wp.com/www.tcom242242.net/wp-content/uploads/2020/06/newnew1.jpg?fit=1024%2C512&ssl=1)
そして、起点を100%、安値を0%としてます。
![](https://i1.wp.com/www.tcom242242.net/wp-content/uploads/2020/06/newnew3.jpg?fit=1024%2C512&ssl=1)
あとは、0%から100%の間の100%,61.8%,50%,38.2%,23.6%,0%を引きます。
![](https://i0.wp.com/www.tcom242242.net/wp-content/uploads/2020/06/newnew4.jpg?fit=1024%2C512&ssl=1)
これで、完成です!
MT4で引くには?
MT4では、簡単に引くことができます。
まず、上部のメニューの「挿入」をクリックします。
![](https://i0.wp.com/www.tcom242242.net/wp-content/uploads/2020/06/fibo1.png?resize=1024%2C449&ssl=1)
そして、その中のフィボナッチ→フィボナッチリトレースメントをクリックします。
![](https://i0.wp.com/www.tcom242242.net/wp-content/uploads/2020/06/fibo2.png?resize=1024%2C449&ssl=1)
次に起点をクリックし、
![](https://i0.wp.com/www.tcom242242.net/wp-content/uploads/2020/06/fibo3-1.png?resize=1024%2C449&ssl=1)
そのまま底までドラックします。
![](https://i0.wp.com/www.tcom242242.net/wp-content/uploads/2020/06/fibo4.png?resize=1024%2C449&ssl=1)
これで完成です!
簡単ですね!
おわりに
今回はフィボナッチ・リトレースメントを今更ながら紹介しました!
けっこうチャートを見てると、フィボナッチ・リトレースメントに反応しているので、積極的に使っていこうと思います!
では!