FX予測システムのための環境の構築

今回作るアプリのための環境構築を行っていきます。
FXの口座を作成していきますが、すべて無料ですので安心してください。

FX口座の作成(取引とデータ取得用)

為替のデータを取得するために、FXの口座を作成していきます。

データ取得用の口座(APIを使うため):OANDA JAPAN

データを取得用としてOANDAでアカウントを作っていきます。
OANDA JapanはFXの会社で、FXのデータをプログラムから取得できるシステム(API)を提供してくれています。

今回作るものではPythonというプログラム言語からこのAPIにアクセスして為替データを取得していきます。

とりあえずデータの取得であればデモ口座でも大丈夫です。
デモ口座はOANDA Japanから簡単に作れます。

ただ、最終的にPythonで自動取引をする予定がある人は、本番口座を作っておいても良いかも知れません。口座の作り方は以下の記事で丁寧に紹介しています。

Pythonの環境構築

今回作るアプリではPython(パイソン)というプログラミング言語を使いますので、
Pythonの環境構築を行います。

自分のPCにPythonを直接インストールして運用しても良いのですが、

今回は無料で使えるGoogleのColaboratory(Colab)を使っていきます。

理由としては、

  • Pythonのインストールも不必要
  • 無料で高性能のマシンを使えること

使い方もとても簡単なのでおすすめです。

Colabを使ってPythonを試してみる!

じゃあ、さっそくColabを使ってPythonを試してみましょう!

ちなみに前提として、Colabを使うためにはGoogleのアカウントが必要です。
アカウントがなければ作っておいてください。

まず、以下のurlにアクセスします。
https://colab.research.google.com/?hl=ja

すると以下のような画面が出てきます
(普通は白色背景です。自分はカラーテーマを灰色に変更しています)

白矢印のPython3の新しいノートブックをクリックします。

すると、以下のような画面に移ります。

白の矢印部分(セルと言います)にPythonのプログラムを記述します。

まずは単純に「A」という文字を出力させてみます。Pythonではprint()を使えばできます。

セルにprint(“A”)と書いてみましょう。
そして、左側の再生ボタンのようなボタンをクリックします。
するとコードが実行できます。

簡単ですね!

本プロジェクト用のディレクトリなどを作成する

では、本講座で作成するプロジェクト用のディレクトリを作っていきます。

まず、google driveを開きます。

空欄のところで右クリックします。

新しいフォルダクリックして、このアプリ用のディレクトリを作ります。今回は「simple_predict_app」という名前にしておきます。

作成したディレクトリにクリックして入ります。入ったディレクトリで学習したモデルを保存しておくディレクトリを作成します。まず右クリックをして、「新しいフォルダ」をクリックします。

今回はディレクトリ名を「models」にします。

入力して、「作成」をクリックすると以下のようにディレクトリが作成されます。

次にソースコードを書くためのノートブックを作成します。

右クリックをし、「その他」から「Google Colaboratory」をクリックします。

クリックすると以下のようにノートが作成されます。ここにひたすらコードを書いていきます。

その前にこのノートからgoogle driveにアクセス出来るようにしておきます(学習結果をgoogle driveに保存するため)。

まず、以下の画像にあるとおり、左側のフォルダマークをクリック

さらに、以下の赤丸をクリックします。

以下のようにGoogleドライブへのアクセスの許可を求められるので、「Googleドライブに接続」をクリックします。

これで、ソースコードを記述するための準備は終わりです。

終わりに

今回は為替予測プログラムを作るための前準備を行いました。

Pythonやプログラミング初心者の方は以下の記事で一通り勉強してみてください

Pythonがある程度わかる方は、以下の記事からOANDA APIを使って、為替データを取得するプログラムを作っていきます。

ちなみにこのプロジェクトのトップページは

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