なぜ移動平均線で勝てないのか?上位足の移動平均線も使って改善する〜5分足を例に〜

どうも、たぬきねこです!

FXをやっていれば、移動平均線をチャートに表示している人が多いと思います。

ただ、けっこう移動平均線が効かなかったりするんですよね。

今回はこの問題を少しでも緩和する方法として、上位足の移動平均線を表示することの重要性とか表示の仕方をお話します。

最終的には、下のように複数の移動平均線が表示されるようにします。

なぜ、移動平均線だけだと勝てないのか

これに関しては、たくさんの理由があるのですが、1つの理由として、プレーヤーが各々別の時間足を参考にして取引しているというのが挙げられます。

移動平均線と言っても、各時間のチャートに移動平均線が引かれています。
なので、1つの時間のチャートの移動平均線を見ているだけだと、他の時間の移動平均線で反発していることがわからないのです。

それが1つの時間の移動平均線だけで、反発するところがわからない大きな理由だと思います。

解決方法:上位足をチャートに表示する(5分足を例に)

その問題を解決方法として、上位足の移動平均線を下位足のチャートにも表示してしまう方法を取り入れてみます。

MT4であれば、インジケーターを入れる方法もあると思いますが、めんどくさいので、普通の移動平均線を使って引いてみます。

どのようにやるかと言うと、上位足の移動平均線の期間を、表示したい時間足での期間に変換することで実現します。

手順としては簡単で、

手順
  1. 元の移動平均線の期間を1分足の期間に変換
  2. 表示したい時間足で割ってあげる

だけです。

具体例(5分足チャートに1時間足の25移動平均線を表示する)

具体例として、1時間足の25移動平均線を5分足チャートに表示する方法を紹介しましょう。

まず、1時間足の25移動平均線は1分足で考えると

60分(1時間)✖25 = 1500分

期間が1500分の移動平均線になることがわかります。

今回は5分足チャートで表示したいので、1500分/5分=300となり、5分足では期間を300とすれば良いことがわかります。

最初にもお見せしましたが、5分足に1時間足の25、75、200移動平均線を表示したチャートを以下に示します。

太い線が1時間足チャートの移動平均線になります。赤が25、緑が75、青が200になります。
(細い線は5分足の移動平均線になります)

ちょくちょく太い線に引っかかっていることがわかりますね!

おまけ:5分足に対する各上位足の25、75、200移動平均線の期間

最後におまけとして、5分足に対する各上位足の25、75、200移動平均線の期間を紹介しておきます。

25MA75MA200MA
15分足75225600
30分足1504501200
1時間足3009002400
4時間足120036009600
日足72002160057600
5分足に対する各上位足の25、75、200移動平均線の期間

まとめ

今回は、上位足の移動平均線を表示する方法を紹介しました。

複数の時間の移動平均線を表示することトレードをする上でけっこう重要だと思うので使ってみてはどうでしょうか?

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