今回は、OANDA APIとPythonを使って現在の自分の口座の残高情報を取得する方法をメモしておきます。
前提
まずはいくつか前提をお話しておきます。
環境
まず、私の環境は
- python 3.8
- oandapyV20 : 0.6.3
です。
OANDA APIを使うための環境構築
今回はOANDA APIを使います。
OANDA APIを使うためにデモ、もしくは本番口座を作成して、アクセストークンを取得しておく必要があります。以下の記事を参考にしてください。
また、oandapyV20をpipでインストールしておく必要があります。pipで簡単にインストールできます。
pip install oandapyV20
残高を取得してみる
では、実装していきます。
まず、必要なモジュール群をimportしておきます。
import oandapyV20
import oandapyV20.endpoints.accounts as accounts
次にいつものごとくOANDA APIとの窓口を用意します。次いでにIDを宣言しておきます。ここで、access_tokenに取得したアクセストークンをいれてください。account_idにはご自身のアカウントIDをいれてください。
client = oandapyV20.API(
access_token="**********************************")
account_id = "**********************************"
では、残高を取得してみます。残高情報はアカウント情報に入っているので、アカウントの情報を取得します。
accounts.AccountSummaryというアカウントの情報の概略を取得するためのリクエストを作成し、リクエストします。
r = accounts.AccountSummary(account_id)
response = client.request(r)
残高はresponse[“account”][“balance”]の中に格納してあります。
print(response["account"]["balance"])
全コード
最後に全コードを上げておきます。
import oandapyV20
import oandapyV20.endpoints.accounts as accounts
client = oandapyV20.API(
access_token="**********************************")
account_id = "**********************************"
r = accounts.AccountSummary(account_id)
response = client.request(r)
print(response["account"]["balance"])
終わりに
今回は残高情報を取得する方法を紹介しました。もしかしたら、もう少し良い方法があるかもしれませんが、とりあえず今回の方法で残高情報は取得できるはずです。
ちなみに本サイトでは、ニューラルネットワークで為替データの予測するプログラムの作成方法などをも紹介していますので、ぜひ見てみてください