公式のチュートリアルに従って FastAPI を動かしてみます。
(公式のチュートリアルも日本語なので、こちらを見たほうが良いと思います。)
FastAPI とは
簡単に高速な API を作れるフレームワークです。
Django や Flask と同じように API を構築できますが、
Django や Flask に比べてより高速であり、Flask のように比較的シンプルに書けます。
また、自動でドキュメントを生成してくれる機能もあるので、とても便利です。
FastAPI のインストール
pip install "fastapi[all]"
もしくは以下でもインストールできます。
pip install fastapi
pip install "uvicorn[standard]"
最初のコード
公式のチュートリアル通りのコードです。main.pyという名前で保存します。
http://127.0.0.1:8000 にアクセスすると、{“message”: “Hello World”}を返します。
from fastapi import FastAPI
app = FastAPI()
@app.get("/")
async def root():
return {"message": "Hello World"}
asyncは非同期処理をする関数になります。
同期的に実行したい場合には単にdef rootだけで良いです。
この API サーバーをuvicornを使って実行します。以下のコマンドで、main.pyのappというアプリを起動します。
(uvicornはwsgiサーバーの一つで、fastapiのアプリの再起動などをしてくれる機能を持つものです)
uvicorn main:app --reload
http://127.0.0.1:8000 にアクセスすると、{“message”: “Hello World”}を返してくれるはずです。
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