今回はkerasが提供しているIMDB映画レビューデータセットに
ついて調べた内容を紹介します。
データセットの概要
IMDB映画レビューデータセットとは、
Internet Movie Database(IMDB)というデータベースの
映画に関するレビュー情報に感情(肯定/否定)のラベル付けをしたデータセット。
なので、各映画のレビューに肯定/否定の情報が付与されています。
kerasでは、各レビューは頻出単語のベクトルで変換してあるので、
モデルの学習をしやすくなってます。
データの内容
まず、以下のコードでデータを読み込みます。
今回は頻出頻度上位100個の単語(num_words)を対象とし、
各文章の出現頻度上位20単語(maxlen)のベクトルをレビュー(文章)を表現します。
対象外(頻出頻度上位100個に入らない単語)の場合は200(oov_char)で表現します。
import keras from keras.datasets import imdb (x_train, y_train), (x_test, y_test) = imdb.load_data(path="imdb.npz", num_words=100, skip_top=0, maxlen=20, seed=113, start_char=1, oov_char=200, index_from=3)
説明変数(X)
説明変数は、各レビューに含まれる頻出単語ベクトルになります。
x_trainの最初の要素を見てみます。
print(x_train[0]) # => [1, 6, 200, 7, 200, 200, 24, 200, 8, 200, 89, 200, 200, 5, 200, 78, 14, 20, 9]
各自然数は単語を表しています。
もし、全体頻出頻度100単語に含まれない単語の場合200という値を割り当てています。
これが、文章の特徴となっています。
目的変数(Y)
次に目的変数を見てみます。
目的変数は感情(肯定/否定)の2値をとります。
つまり、0か1となります。
先程の文章(x_train[0])の目的変数(y_train[0])は
print(y_train[0]) # => 0
参考文献
https://keras.io/ja/datasets/#imdb
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