【Numpy】二次元配列に行や列の追加する append, concatenate 【簡単なサンプル】

Numpyで行や列を追加する方法を紹介します。

いくつか方法はあるのですが、今回はnp.appendとnp.concatenateを使った方法紹介します。

環境

オライリージャパン

では、さっそくnp.appendのサンプルコードを見てみます。

まずはてきとうにNumpy配列作成します。

>>> import numpy as np
>>> arr = np.array([[1,2],[3,4]])
>>> arr
array([[1, 2],
       [3, 4]])

このNumpy配列に行や列を追加します。

では、まず行を追加します。

まず追加したいデータを作成します。

>>> r = np.zeros((1, 2))
>>> r
array([[0., 0.]])

np.appendに元のデータ、追加したいデータと引数axisを与えます。
行を追加したい場合はaxis=0としてやることで追加できます。

>>> np.append(arr,r,axis=0)
array([[1., 2.],
       [3., 4.],
       [0., 0.]])

次に列を追加します。

まずは追加したいデータを用意します。

>>> c = np.zeros((1, 2)).T
>>> c
array([[0.],
       [0.]])

列を追加したい場合はaxis=1としてあげます。

>>> np.append(arr,c,axis=1)
array([[1., 2., 0.],
       [3., 4., 0.]])

append以外にもnp.concatenateというNumpy 配列を結合するメソッドを使っても同じように追加できます。

>>> np.concatenate((arr,r),axis=0)
array([[1., 2.],
       [3., 4.],
       [0., 0.]])

>>> np.concatenate((arr,c),axis=1)
array([[1., 2., 0.],
       [3., 4., 0.]])